アレンジに重宝、『レザーリーフファン』

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お花のメンテナンスとして、一番大切なのが、“水あげ”です。

お花が箱に入って入荷された時点では、お花は水が下がり、はやくお水をくださいといった状態。

たくさんのバケツに、茎を切ってはどんどん入れていきます。お花の入荷時は『今回のトルコキキョウは大きいね』『このガーベラ久しぶりだ』『かわいいね~』とか言いながら、みんなでわぁわぁ水あげをするのは楽しく、爽快な仕事風景です。

基本的に注文がある分のお花を仕入れるので、お花のロスが少なく、入荷されたばかりの新鮮なお花を使える当店では、お花のメンテナンスに時間を割くことはあまりありません。
それでも、お花が元気できれいに咲けるようにする小さな工夫はかかせない仕事のひとつです。

アレンジに使うレザーファンは、水あげせず、箱のまま使います。お花屋さんの手帳では一箱100本入りをだいたい2日で使い切るので、水あげの必要はないのです。

箱に入ったレザーファンは湿った状態でビニールや新聞に巻かれ、瑞々しくしなやかですが、箱から出すとすぐ乾いていくので、その日に残ったレザーファンをどうするか、、、というのが少々問題であります。
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冷蔵庫に入れると葉がひっくり返るし、常温でバケツにぽんと入れておくと、葉がぱりぱりになったり、水が下がってへたってしまいます。全体を水につけておくと効果的ですが、つけたあと一枚一枚水を拭きとるのはとても面倒です。

私の豆々知識は、霧吹きで水をかけ、ビニールか新聞紙で巻き、他の葉物と同じバケツに入れておくと良い状態が保てます。そして、翌日忘れずに使うこと!です。

些細な事ですが、アレンジメントの最初に挿すレザーファンがきれいかどうかで、お花を挿す気持ちも少し違いますよね。

大切な名脇役 レザーファン

レザーファンは一年を通して出まわるシダ科の葉物で、アレンジメントの空間埋めにとても便利で花束にもよく使われます。ちなみに国内では鹿児島県の種子島が最大の産地なんですよ!

シダ科なので鱗片というかつおぶしのような、毛のようなものがたくさん付いているときもあるし、たまに葉の裏に胞子が付いていることもあります。
鱗片はばさばさと払い、胞子は気持ち悪いので、たくさん付いているときは使用しません。

アレンジメントの葉物として定番化しすぎて、味気ないように思われるレザーファンですが、左右対称の葉が美しく、思わずうっとりしてしまうこともあるんですよ!002
花言葉は『魅惑的』と美しい子です。

お花屋さんお手帳でもレザーファンが活躍してるアレンジや花束が沢山あります。
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レザーファンの葉を生かしたハートのアレンジメント

ほら主役のバラを引き立てる名脇役でしょ?花言葉とおり主役の「魅力」を引き立てるレザーファンでした。

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