お供え花・命日の花・葬儀の花・お盆の花を贈る時の相場や注意点

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お供え花04

まだ7月初旬だというのに、全国各地、真夏のような暑さが続いております。蝉の声も聞こえだし、梅雨明けも間近でしょうか。そろそろお盆の準備に取りかかる季節になりました。当店でもお供え用の花のご用意をさせていただいており、おかげさまで皆様からご好評をいただいております。
さて、お供え用のお花を贈る際、どのようなお花を送ったらいいのでしょうか。お供えのお花にはいろいろと種類がありますが、亡くなられてからどれくらい時間が経過しているかを基準に考えるとよいでしょう。

ご葬儀前に贈るお花

病院等でお亡くなりになり、いったんご自宅に戻り、その後葬儀までのご自宅でお過ごしになる時に飾るお花を枕花(まくらばな)と言います。ご近所の方などで、ご葬儀前にお悔やみにお伺いする場合などはご持参されるとよいでしょう。この場合は、ご葬儀前などで忙しくされているご遺族の手を煩わすことのないよう、花束よりもかごに入ったアレンジメントがおすすめです。お花のお色はもちろん白仕上げが無難ですが、挿し色として薄いブルーや紫を入れる場合もあります。

白を基調に優しいお色目でお作りするお供え花

白を基調に優しいお色目でお作りするお供え花

お値段的には、枕元に飾るお花ですのであまり大げさにならないよう、5000円前後のもので十分です。お花の種類としては、バラなどトゲのあるお花はNGです。その他のお花なら、洋花、和花など、どんなお花でも大丈夫です。お花屋さんにご注文される場合は『枕花です』とお伝えすると、それに合ったお花を作ってくれます。

お通夜、ご葬儀に贈るお花

本来お通夜は故人に寂しい思いをさせないようにと、親族や親しい人が夜通し共に過ごすことです。以前は自宅で行われることが多かったのですが、昨今のお通夜、ご葬儀は、会館や葬儀場で行われることがほとんどです。この場合は、葬儀場に提携のお花屋さんが入っていることが多く、お花のお届けに指定がある場合や、外部からのお花の持ち込みをお断りされることがあります。また、ご遺族によりお供えの花を辞退される意思を示されている場合もありますので、お通夜やご葬儀にお花を贈る場合は必ず確認させることをお勧めします。
以上をふまえた上で、お花を贈る場合はスタンド花を贈る場合が多いでしょう
一対(二基)で贈る場合や、一基で贈る場合、色やお花の種類に関しても地域によって変わってきますので、お届けされる地域のお花屋さんにおまかせするのがよいでしょう。スタンド花は、ほとんどの場合、葬儀が行われる葬儀場で受け付けされていますので、葬儀場に直接ご注文されると間違いありません。また、ご自宅に贈られる場合は、10000円前後の白仕上げのアレンジメントをお勧めします。

満中陰(四十九日)までに贈るお花

仏教では、亡くなられた方が極楽浄土に行くまでの四十九日を中陰といいます。それが満ちる日を満中陰といい、その日までに満中陰法要を行います。四十九日までは白仕上げのお花を贈るのが無難ですが、ご遺族を慰め、癒しの気持ちを表した淡いお色で仕上げたお花を贈られても大丈夫です。故人が女性の場合は、白とピンクで仕上げたり、男性の場合は白と黄色で仕上げても上品な仕上がりになります。お花の形は、法要の準備などで忙しくされているので、やはり花束よりもアレンジメントを贈るのがよいでしょう。金額も5000円~10000円くらいのものでよいかと思います。

先様が忙しくされている場合もございます。花瓶の用意やお水を変える手間が必要ないように箱を開けたらすぐに飾れるカゴに入ったお供え花のアレンジメントがおすすめです

先様が忙しくされている場合もございます。花瓶の用意やお水を変える手間が必要ないように箱を開けたらすぐに飾れるカゴに入ったお供え花のアレンジメントがおすすめです

年忌法要に贈るお花

仏教では、亡くなられてから、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌と続きます。年忌法要も葬儀同様、ご自宅以外の会館やお寺で行うことがあります。ご自宅で行われる場合は、花束、アレンジメント、どちらでもよいかと思いますが花束の場合は花瓶が必要になりますので、花瓶の有無を確認したうえで贈ることをお勧めします。またお届けするお日にちは、法要のご準備をされていると思われる前日をお勧めします。お色に関しても、一周忌以降であれば、少々派手な色目になっても大丈夫です。故人様が好きだったお色やお花を使った花束やアレンジメントを贈るとよいでしょう。年忌法要の場合は鉢物の胡蝶蘭などを贈られてもよいでしょう。鉢物の胡蝶蘭は大変長持ちしますし、とても喜ばれます。贈る場合の注意としては、ご法要の日時を確認してから贈りましょう。また、会館やお寺で、行われる場合、ご遺族が持ち帰る場合もあるので、鉢物などの持ち帰りしにくいものは避けましょう。金額は満中陰法要と同じく、5000円~10000円くらいのものでよいでしょう。

お彼岸に贈る花

お彼岸は日本独自の風習です。年に2回あるお彼岸は、春彼岸と秋彼岸があります。春彼岸は「春分の日」をはさむ前後3日間の7日間、秋彼岸は「秋分の日」をはさむ前後3日の7日間のことで、「春分の日」「秋分の日」を彼岸の中日と呼びます。こちらも、白や淡色で仕上げたお花が基本ですが、亡くなられてから年月が経っている場合はお供えっぽいものではない、明るいお色のお花でも大丈夫です。金額に関しては、ほとんどの場合がお仏壇の前にお供えされることが多いですので、3000円~5000円くらいのものでよいでしょう。

お盆に贈る花

仏教では正式には「盂蘭盆会」(うらぼんえ)といいます。故人の霊が自宅に帰ってくるとされているので、帰宅を盛大におもてなしします。お花のお色は白が基本ですが、紫やブルーを入れたものもでも大丈夫です。また、盛大におもてなしをするため、オレンジや黄色、ピンクなどを入れた、少々派手なカラフルなお花になってもかまいません。
お盆の時期は地域によって違います。贈る時は必ず確認をしてから贈りましょう。お届けのタイミングとしては、お盆入りする前にお届けするようにしましょう。金額も5000円~10000円くらいのものでよいでしょう。また「お盆ですね。○○さんが好きだった色のお花を贈ります。ご仏前にお飾りください」なとど、メッセージを添えるのもよいですね。

女性用の優しい色目のお供え花

女性用の優しい色目のお供え花

キリスト教のお花

キリスト教には、『カトリック』と『プロテスタント』があり、それぞれ葬儀の様子は違います。 カトリックの場合は、祭壇への供物はしないとされているので、カトリックの葬儀で花を贈る場合は、葬儀場(教会)ではなく、故人のご自宅へお届けする方がよいでしょう。プロテスタントの場合、生花のみをご霊前に飾ります。仏教の葬儀の場合のスタンド花につけられている、名前が書かれた立札などはつけません。お花の種類も仏教でよく使われる菊はキリスト教ではあまり使わず、洋花の生花のみでお作りすることがほとんどですが、小菊、スプレー菊などはアレンジメントの中に取り入れることがあります。また、バラの花に関しては仏教同様トゲがあるため使いません。カサブランカ(ユリ)は聖母マリアの花、キリスト復活の象徴とされていますので、キリスト教に縁のあるお花といえるでしょう。いずれにしても、キリスト教の場合、お花は遺族が準備するものですので、執り行われる教会やご遺族などに確認が必要です。キリスト教の方へお花を贈りたい場合は、葬儀が終わり落ち着いた頃にご自宅に洋花のアレンジメントを贈るのがよいかと思います。

故人を偲ぶ気持ちを花に託して

ご葬儀や法事の時のお花に関しては、日本独自のしきたりやマナーがあります。例えば亡くなってすぐの場合は白仕上げにする、とか、トゲのある花は避ける、とか。しかし、これは必ずしも守らないといけないものではありません。贈る人、贈られる人が納得していれば、どんな色のどんな花を贈ってもかまいません。故人様が、赤いバラが好きだったので・・・とのことで、赤いバラを贈っても構わないということです。しかしこの場合は贈られる人であるご遺族様がどう考えているかということが重要になります。もし、ご遺族様にどう思われるか心配な場合は、メッセージなどにそのことを添えるといいですね。「○○さんが好きだった赤いバラの花を贈ります。ご仏前にお供えください」などと添えると、贈る側の思いも伝わるはずです。ただ、これに関しては仲の良い友人などの場合だけにしておいた方が無難です。仕事上のお付き合いの方や目上の方、それほどお付き合いが無い方へ贈る場合は無難なお花を贈ることをお勧めします。

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白色を基調に優しい色合いで上品に仕上げた経験豊かな当店デザイナーおまかせのお供えアレンジです。お供え用ですので、お色を入れたとしても派手には仕上げません。ご予算、ご用途に合わせてプロのデザイナーがお作りします。

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